Former Bus Gallery 往年の路線バス・観光バス

東京急行電鉄

昭和33年から36年まではトヨタ車の割合が多く、昭和40年まで導入された。 昭和37年から日産ディーゼル車が多くなり、昭和38年から46年までは導入車両の半数が日産ディーゼル車になった。 昭和48年以降、日野・三菱・いすゞ・日産ディーゼルの導入割合はほぼ均等になった。 ワンマン運行開始は昭和36年4月からで前中扉車が採用された。ツーマン車は昭和38年まで導入、前扉増設によるワンマン化改造も行った。 昭和40年度には短尺車による前後扉のワンマン専用車も導入されるが、全面的な採用には至らなかった。 ワンマン・ツーマン兼用車は、新造時には側面および後面に方向幕を装備していたが、合理化で幕窓は埋められた。 昭和42年以降はワンマン専用車を導入した。 昭和50年以降は車両を15年使用(それ以前は12年)する車体再々生工事が実施された。 側面および後面の方向幕は昭和53年度導入車で復活した。

ワンマン・ツーマン兼用車

日産ディーゼル
東京急行電鉄 日産ディーゼル4R92
社番K1523(旧K438)駒沢営業所 品川2う・・86
日産ディーゼル4R92(金産)昭和40年式
WB4.65mの短尺車。昭和35年度に登場の形式。
富士重工の他に昭和38年頃からは金産製でも導入。
東京急行電鉄 日産ディーゼル4R110
社番K1576(旧S547)駒沢営業所 品川2う1444
日産ディーゼル4R110(富士)昭和41年式
昭和39年から導入されたWB5.5mの長尺車。

三菱
東京急行電鉄 三菱MR470
社番A1548(旧K566)淡島営業所 品川2う・437
三菱MR470(三菱)昭和41年式
この時期の三菱車はWB5.4mのMR470のみ。
呉羽製のMR470も並行導入された。
東京急行電鉄 三菱RE100
社番A1548(旧K566)淡島営業所 品川2う・437
三菱MR470(三菱)昭和41年式
バンパーが短いのは車体再々生工事によるもの。
日野
東京急行電鉄 日野RB10
社番M1559(旧M607)目黒営業所 品川2う・430
日野RB10(帝国)昭和41年式
この時期の日野車はWB4.8mのRB10のみ。
帝国製の他、金産製や富士重工製も導入された。
東京急行電鉄 日野RB10
社番M1559(旧M607)目黒営業所 品川2う・430
日野RE100(帝国)昭和41年式
バンパーが短いのは車体再々生工事によるもの。