千曲バス
ワンマン運行の開始は昭和43年12月。それまでは日産のボンネットバスやいすゞ・三菱・日産ディーゼルのリアエンジンバスの中扉車などを使用。
日野のセンタアンダーエンジン車BTも導入されている。ツーマンカーのワンマン化改造はそれほど多くなかった模様。新製ワンマンカーのドア配置は前後扉、当初はWB4.3m(全長9m)クラスの車両を導入。
大量に導入されるのは昭和44年度のいすゞBU05Dからで、その後昭和45年度から三菱MR410、昭和46年度に日産ディーゼル4R95を導入した。
昭和44年から3年間で大量にワンマンカーが導入されたので、以後の大型車は昭和50年からの少数導入に留まり、いすゞBU05Dと日産ディーゼル4R95が長期に渡って使用された。
いすゞ

長野2あ・502 小諸営業所
いすゞBU05D(富士)昭和44年7月製
同社のBUとしては最初のグループ。
全長10mサイズの前後扉ワンマンカー。
左前輪上に後退灯のような灯火を持つ。
いすゞBU05D(富士)昭和44年7月製
同社のBUとしては最初のグループ。
全長10mサイズの前後扉ワンマンカー。
左前輪上に後退灯のような灯火を持つ。

長野2あ・502 田中営業所
いすゞBU05D(富士)昭和44年7月製
テールランプは低い位置。後面方向幕はない。
いすゞBU05D(富士)昭和44年7月製
テールランプは低い位置。後面方向幕はない。

長野2あ・628 田中営業所
いすゞBU05D(富士)昭和44年9月製
昭和44年秋にBU05Dはまとまった数を導入。
昭和46年登録の2両を合わせると計18両となる。
ボディはバス窓の3型(R13型)旧組式だが、
正面ベンチレータは新組式のフラットタイプ。
いすゞBU05D(富士)昭和44年9月製
昭和44年秋にBU05Dはまとまった数を導入。
昭和46年登録の2両を合わせると計18両となる。
ボディはバス窓の3型(R13型)旧組式だが、
正面ベンチレータは新組式のフラットタイプ。

長野2あ・628 田中営業所
いすゞBU05D(富士)昭和46年式
上記とシャシ番号は連番の昭和46年登録車。
テールランプは昭和44年10月登録車と同じ高い位置。
いすゞBU05D(富士)昭和46年式
上記とシャシ番号は連番の昭和46年登録車。
テールランプは昭和44年10月登録車と同じ高い位置。

長野2あ・613 小諸営業所
いすゞBU05D(川崎)昭和44年9月製
上記の富士ボデイの18両とは別に、川崎ボディでも5両導入。
富士ボディ車より5年程早く廃車されたため、影の薄い車。
いすゞBU05D(川崎)昭和44年9月製
上記の富士ボデイの18両とは別に、川崎ボディでも5両導入。
富士ボディ車より5年程早く廃車されたため、影の薄い車。
三菱

長野2あ・800 小諸営業所
三菱MR410(富士)昭和45年7月製
2人掛け緑色のハイバックシートの観光路線向け車両。
6両導入されたがやや早めに廃車された。
三菱MR410(富士)昭和45年7月製
2人掛け緑色のハイバックシートの観光路線向け車両。
6両導入されたがやや早めに廃車された。

長野22あ・・32 丸子営業所
三菱MR410(富士)昭和46年4月製
前年とシャシは同じMR410だがボディは3型新組式。
正面運転席側の車体の痛みは、補修切り接ぎ部分と思われる。
三菱MR410(富士)昭和46年4月製
前年とシャシは同じMR410だがボディは3型新組式。
正面運転席側の車体の痛みは、補修切り接ぎ部分と思われる。

長野22あ・・35 上田営業所
三菱MR410(富士)昭和46年4月製
三菱MR系はエンジン部分の車内張り出しが大きい。
側面最後部のFIX窓が大きく、非常口は車両中央部。
三菱MR410(富士)昭和46年4月製
三菱MR系はエンジン部分の車内張り出しが大きい。
側面最後部のFIX窓が大きく、非常口は車両中央部。
日産ディーゼル

長野2あ・415 小諸営業所
日産ディーゼル4R82(富士)昭和44年式
前後扉のワンマンカーの最初のグループ。
昭和57年には既に廃車されていた。
日産ディーゼル4R82(富士)昭和44年式
前後扉のワンマンカーの最初のグループ。
昭和57年には既に廃車されていた。

長野2あ・846 小海営業所
日産ディーゼル4R95(富士)昭和46年2月製
同社4R95の最初のグループで8両が導入された
日産ディーゼル4R95(富士)昭和46年2月製
同社4R95の最初のグループで8両が導入された

長野22あ・・75 青木営業所
日産ディーゼル4R95(富士)昭和46年5月製
シャシ番号連番で昭和46年6月から昭和47年に掛けて21両導入。
日産ディーゼル4R95は同社最大の勢力となった。
日産ディーゼル4R95(富士)昭和46年5月製
シャシ番号連番で昭和46年6月から昭和47年に掛けて21両導入。
日産ディーゼル4R95は同社最大の勢力となった。

長野22あ・・75 青木営業所
日産ディーゼル4R95(富士)昭和46年5月製
この年代の一般路線車のシート配列は片側2人掛けで色は赤。
日産ディーゼル4R95(富士)昭和46年5月製
この年代の一般路線車のシート配列は片側2人掛けで色は赤。